9/22に行なった記者会見の一部を訂正

かの60年安保闘争時、学生運動の面々は、日米安保条約の条文を誰も読んでなかったと評論家の西部邁氏はよく言っていたという。

 

物事の是非は、まず事実関係の把握から始めるものだと思う。

 

しかし、現実は、曖昧なままでの見切り発車、思い込み、先入観、偏見、好き嫌い、群衆心理等によって判断され、あるいは流され、主張し続けることが多い様に感じる。

 

挙句、物事の是非よりも、考え方の相違よりも、意地の張り合いに陥り、挙げた拳を下げられないというなんとも不幸な、誰も幸福にならない皮肉な結果になる。第三者から見たら、こんな滑稽なことは無い。

 

そこで大事だと思うのが、『過ちては改むるに憚ること勿れ』というものだ。

 

しかし、現代の日本でそれをするには、自分自身の承認欲求は完全に否定され、意地っ張りな頑固親父気質の者にとってはとても耐えられることではなかろう。

 

宗教者や信仰者にとっては、「自己否定」という徳目があり、良心がつまらない意地をねじ伏せるならば、『過ちては改むるに憚ること勿れ』を行なうであろう。

 

かと言って、それを何度も繰り返すならば、またか・・・。と評価を下げかねない。

 

そろそろ、後から訂正しなくても良い様に、情報収集はしっかりと行ない、事実関係を明確にし、これまで以上に、事前に入念なチェックを行なっていただきたいところだ。

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9月22日付でお知らせしたとおり、同日行われました記者会見の中で「実際に被害を訴えられた件数及び和解額」のフリップに間違いがありました。

 

今回、修正したフリップを公開いたしますので、ご参考にしていただければ幸いです。

世界平和統一家庭連合 公式サイトより