三度目の記者会見

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昨日、家庭連合の3度目の記者会見が渋谷の松濤本部礼拝堂を会場として行なわれた。テレビ局各社がYouTubeを通じる形でほぼ同時に配信した。

 

その中で、文鮮明師があたかも反日思想を抱いているとの言説に対する反証として、スパイ天国と化した日本を守る為、文鮮明師の指示で日本に国際勝共連合を組織し、スパイ防止法制定運動を行なった旨の説明があり、実際に起こったレフチェンコ事件が紹介された。

 

先日、韓国で開催された希望前進大会において、反対弁護士・反対牧師・拉致監禁請負人等の共謀による家庭連合信徒の拉致監禁実態を報告した際にも、某弁護士が弁護人を務めたレフチェンコ事件に言及した。

 

このレフチェンコ事件・・・

 

当時、日本社会党は、昭和58年7月1日付けの機関紙「社会新報」号外第二面で、「レフチェンコ事件の本質は、米国CIAと日本の反共右翼諸組織が緊密な連けいのもとに仕組んだ一大政治謀略事件だ。その攻撃の主な狙いは、平和・軍縮運動に取組む社会党や真面目な日ソ親善運動の活動家を〝ソ連のスパイ〟呼ばわりすることで落としこめ、より一層の軍備増強、スパイ防止法等の民主主義破壊をはかることである」等とし、自分達の謀略を隠し、相手方の謀略だと罵った。

 

これに対して、国際勝共連合は日本社会党を名誉棄損で訴え、その結果勝訴したのである。

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これら一連の闘いは、有神論と無神論の闘いであり、歴史を懸けた闘いなのである。なぜならば、宗教間の和合統一、思想信条の和合統一、宗教と科学の和合統一なくして、人類の恒久的世界平和と真の幸福を実現することはできないからだ。

 

近年、価値観の多様性などと耳にするが、お互いに相手の良さに目を向け認め合い和合してこそ真の多様性と言え、そうでなければ秩序を失いバラバラになるであろうし、神が天宙を創造された理想からはますます遠ざかることになるであろう。

 

有神論と無神論の闘いにおいて、力による相手方の現状変更という暴力で勝利したとしても、本質的な解決にはならない。永遠に暴力の連鎖が繰り返すだけだからだ。

 

だからと言って、相手方が再び立ち上がれないどころか、全てを殲滅したとしたらどうだろう。その場合には、相手方は永遠に再び立ち上がることができないに違いない。

 

しかし、その瞬間、自分自身の良心をも木っ端微塵に失うに違うであろう。もし、一片の良心が残っていたならば、永遠に赦されることのない自らの過ちに気付き、苛まれ、苦しみ続けなければなるまい。

 

したがって、有神論と無神論の闘いにおける勝利者とは、愛の勝利者でなければならない。

 

それこそが、文鮮明師の教えであり、真の父母の教えなのである。