30年歩んでの総括 新たなる決意

節目の3月。そして、今日は基元節後の特別精誠21日路程、最後の三日間の内の一日です。


この三日間を出発の為の三日路程として捉え、この道を歩み始めてから30年間歩んでの総括をし、新たな出発を決意する里程標にしたいと思います。


私は、1982年12月30日~1983年1月2日の三泊四日、千葉修錬所で行われた4daysセミナーに参加しました。

4daysセミナーは主を証す修練会とも呼ばれ、その前に参加したライフトレーニングで教えていただいた文鮮明師について本格的に学ぶことがメインなのですが、その日が正に1月1日でした。


実は、4daysセミナーへの参加を申し込んだものの、直前までいろいろあり気持ちはかなり揺れ動いていました。そのため、参加しながらも途中迄は傍観者的な態度で臨んでいました。

 

ところが、『主の路程』の講義を受けている最中に、熱い何かに包まれながら涙と鼻水とが止めどもなく流れるという聖霊体験をしたのです。

 

これをきっかけに、文鮮明という人物、教え、統一教会という宗教団体とその活動(統一運動)について、真剣に研究する価値があるものと感じ、少しですが、姿勢は前向きになりました。

 

しかし、まだこの時点では信仰を持とうとか、合同結婚式で祝福を受けようという考えは全くありません。といいますか、まだ選択肢にもなっていませんでした。

 

私は根が執念深い性格で、客観的で疑いやすい人間なため、周囲の人々がすんなり受け入れる様子を横目で見ながら、「おいおい大丈夫かよ?」と冷めた目で見つめていました。

 

かと言って、宗教アレルギーとか拒否反応を示すことはありませんでした。

 

私は、小学生のときから、クラスの友達とは神社(古墳)でよくかんけりをして遊び、親友は浄土真宗のお寺の息子さんだったので墓地ではよくおにごっこをして遊び、暮れになるとキリスト教会のクリスマス集会にも足を運んでいました。(プレゼント目当てでしたが。)

 

親戚を見渡しますと、立正佼成会、創価学会、ものみの塔を信仰し、両親はキリスト教や天理教の信仰を持つ方々と親しく、仲人をしたり・・・と、信仰を持たない人が珍しいくらいの環境で育ったのです。


その為でしょうか? 統一教会や原理のみ言を知る以前から、数多ある宗教の根本は一つに違いないと、漠然とではありますが信じていたのです。


そこへ、統一教会との出会いがあり、み言との出会いがあったことから、不遜にも、自分と同じ事を考えている人がいたんだ!と感動したことを覚えています。しかし、統一原理を学んでみるとこれには負けたと思い、文鮮明師の生涯を学ぶと、これまた感服してしまったというわけです。

 

ところが、4daysセミナー参加直前に、共産党の方を通じて、また、自分自身で統一教会に関する批判本を読んで、様々な情報に触れたことから、4daysセミナーを終えた時点では、教えや活動には感動したものの半信半疑の状態でした。

 

ここでも、執念深く疑いやすい私は、批判に対しても自分の目で確かめなければ気が済まず、事実はどうで、真実は何処にあるのか、徹底的にとことん追求する旅が始まったというわけです。

 

それからの30年間でした。

 

み言の全てを学び、み言の一つ一つを確かめるべく実践し、祝福も受け、時には命懸けで歩んで来ました。

 

30年間、とことん確かめた結果、この道は間違いなと判断しました。


どういった点で間違いが無いのか。


統一原理、統一思想、及び文鮮明師のみ言、そして、統一運動の可能性として、次の3つに集約されます。(※注1)

 

1)夫婦、家庭、氏族、そして隣人どうしが互いに為に生き、真の愛を交わし、永遠の愛と喜びを実現する。

 

2)朝鮮半島の南北統一を実現する。

 

3)無神論を克服し、世界の宗教宗派とを和合させ、恒久的世界平和を実現する。

 

道のりが遠いか近いかは、どれだけの人間がその気になり、正しく目的に向かって取り組むかにかかっています。

 

実現不可能な見果てぬ夢のようにも思えますが、一人、また一人と、その輪を広げていけば、いつか必ず実現できるものと信じています。

 

人間は、誰一人として本心から幸福になる道を放棄する人はいませんし、何よりも、誰一人として天の父母なる神様が見放すことはないのですから。

 

私は、主と共に生く決意を改めて確認すると共にこれを更なる強固なものとし、新たなる決意のもと、ここから出発いたします。

※注1:これは、私が個人的に捉えたもので、統一教会の公式見解ではありません。もし、統一教会の公式見解と相異する場合には、そちらを優先とします。

応援をお願いいたします。


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コメント: 2
  • #1

    ten1ko2 (Saturday, 16 March 2013 19:45)

    天福ろうさん、はじめまして。
    信仰初期の証し、楽しく読まさせていただいています。
    これからも楽しみにしていますね!

  • #2

    tenfukuroo (Tuesday, 19 March 2013 08:56)

    ten1ko2さん、コメントありがとうございます。
    『いつも私のとなりに神さま』を読ませていただきながら、内容の濃さにはいつも驚いています。
    これからも、ご指導のほど宜しくお願いします。